12月2日に都立多摩工業高等学校にて第31回剣心旗少年剣道練成大会が
開催され五小教室からの選手が出場しました。
【結果】
小学生男子チーム:2回戦(参加54チーム)
先鋒:小林勇輝、中堅:天野里咲、大将:池田悠悟
【監督講評:小林先生】
一回戦、強豪チーム相手。先鋒、中堅とも、先取された後、慌てず冷静に取り返し引き分け、大将戦で一本取り、その後守り切りました。六年生チーム最近の試合の中で一番素晴らしい出来でした。
二回戦、護国神社で敗れたチームと再戦。惜しくも1勝2敗で敗退しましたが、大将池田君の成長振りを感じました。
緒戦で勢いに乗っただけに悔しさが残りましたが・・・。負けっぱなしで終わることなく、次の勝利に結びつけるためには「正しい反省」が必要です。それには、「どのような状況で取られたのか?」「あの時の相手に対して、どのように攻めれば一本取れるのだろうか」と、より具体的に分析することだと思います。
また、一回戦目のような成功体験を、地道に積み重ねていきましょう。
中学生男子チーム:ベスト16(3回戦 参加48チーム)
先鋒:手塚奨太、中堅:小林龍太郎、大将:清水光太郎
【監督講評:岩谷栄一郎】
準優勝に入賞した金龍館チームに逆転され惜敗しました。
先鋒が一本勝ちした後に中堅が2本負けしたことが直接の敗因ですが、問題なのは1本目の抜き胴を決められたことで試合開始直後に気が抜けていました。普段はやらないミスを大事なところでしてしまい本人も悔しいと思います。
この悔しさを今後はチームの主将として他のメンバーも引っ張り来年の春以降の大会で雪辱して下さい。
中学生女子チーム:2回戦(参加25チーム)
先鋒:藤井理沙、中堅:渡部月琴、大将:千葉彩季
【監督:福田良実先生 講評:小林先生】
一回戦は順当に勝ち進み、二回戦は強敵金龍館と対戦。先鋒が貴重な一本勝ち、中堅がしぶとく引き分けてつなぐも、大将戦で守り切れず一本負け。死守して欲しかった場面です。
代表選、技が決まった場面。藤井さんの方が先を取って面を打ったと思いますが、やや気持ちが不十分のため、相手の返し胴に旗が三本上がりました。
剣道には「捨てて打つ」という教えがあります。ここぞという場面では、恐れる気持ちを捨てて、気合十分に打ち切ることが大切です。
悔しいですが、いい経験を積んだものと思います。次につなげてください。