<個人戦入賞>
(小学生男子):敢闘賞(ベスト8位):小林海翔
(中学生女子):第三位:藤井理沙
【監督講評:木村晃樹先生】
団体戦は1回戦から強豪の福住剣友会と当たり、先鋒次鋒の2人が引き分け、中堅副将大将の3人が2本負けで初戦敗退でした。1勝もできなかったものの、内容的にも完敗という感じではなかったと思います。先鋒の怜南は相手に先に取られたあとにしっかりと一本取り返し、チームの勢いを付ける意味で先鋒の役割を果たしました。次鋒の沙葉も、気迫では相手を押していたので、もう少し積極的に攻めていれば一本取れてもおかしくないような試合でした。中堅の鈴莉と副将の悠希は負けはしましたが、2人とも自分の直すべき課題を再確認できるような、意味のある内容の試合だったと思います。大将の勇輝は都大会準優勝の選手相手によく健闘しました。
今後の団体戦としての課題は、まずは強敵相手でも大将まで勝負を繋ぐような試合の展開ができるといいと思いました。1人1人の個人戦ではなく、常に5人が一丸となって戦っている意識を持ち、常に試合の流れを考え、少しでも勝てる可能性がある状態に持ち込めるといいですね。今回の試合を見て、皆さんならそれができる実力は十分にあると感じました。
個人戦では小林海翔くんがベスト8敢闘賞、藤井理沙さんが3位入賞と大変素晴らしい成績を収めました。おめでとうございます。
負けてしまった人も、それぞれ初戦から強い選手が相手でしたが、一方的に押されていたような試合は1つもなく、中には旗は上がらなかったものの1本になってもおかしくないような技が何本かあったりと惜しい試合ばかりでした。しかし同時に、打突の時の気迫や打突の後の決めが小さく感じた場面が多く、「もったいない」と感じたものがほとんどでした。皆さん実力では負けていないので、こういった対外試合の時に自分の全力が出せるよう、普段から強い気迫を持って稽古や練習試合に臨みましょう。
また今回補欠だった侑都は、試合を見ていて色々と感じたものがあったと思います。これから色々な対外試合に出る機会も増えてくるかと思うので、今回感じたことを忘れずに、稽古に励みましょう。
先生方、父母の皆様方、監督として至らない点ばかりでご迷惑お掛けしました。引率、選手のサポート等、ありがとうございました。これからもご指導、応援の程よろしくお願います。